災害により、トイレが使えなくなったら。
そんな「もしも」のとき、携帯トイレの備えはできていますか!?
携帯トイレの必要性と使い方を紹介したいと思います。
携帯トイレの必要性
●災害によって、停電・断水によって使えなくなったり、断水していなくても給排水管、処理施設に損傷や被害があれば溢れや、逆流の可能性があります。
●仮説トイレも避難所にはすぐには届きません。東日本大震災で3日以内に仮設トイレが被災地の避難所に行き届いた自治体はわずか34%と言われています。
また最も日数を要した自治体は65日間の時間を要しました。道路の寸断や交通渋滞によりすぐに調達するのは困難です。
出典:内閣府 避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン より
https://www.bousai.go.jp/taisaku/hinanjo/pdf/1604hinanjo_toilet_guideline.pdf
●トイレの回数を減らそうと水分や食事の摂取を控えてしますと体力低下により感染症にかかりやすくなったり、脱水症、エコノミークラス症候群など様々な健康被害をもたらします。
よって災害発生時の携帯トイレの備えはとても重要になります。
どれくらいの用意が必要!?
成人が1日に行くトイレの回数は5~7回と言われています。
家族構成を考慮し最低3日分、7日分程度の備蓄が推奨されています。
→3日分だと30回分
→7日分だと70回分
では、次に携帯トイレの使い方についても確認したいと思います。
使い方の紹介
使用する商品
・SAFETY TOILET ONE PACK50 カモフラージュ
・保存期間 10年
水分を吸収して汚物を素早く固め、抗菌(大腸菌、黄色ブドウ状球菌等)及び消臭(アンモニア臭)効果が長時間持続。使用後は可燃ごみとして処分ができます。(各自治体の条例に従ってください)
1回分を1パックにセットしてあるので使用時に分ける必要がなく清潔で便利なのが特徴(1箱50パック入り)。
簡易ポンチョが1枚付属しているので、携帯トイレの使用時やアウトドアの着替時にも人目ガードに使えます!
コンパクトサイズなので小分けにして携帯しやすい。
筆者も子供が急にトイレに行きたくなった場合に対応するため、車内にもストックしています。
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使い方の流れ
STEP1:便器にセットしよう
付属されている簡易トイレ用の便座カバーをセット。
これは排便袋をトイレにセットする際、水濡れ防止になります。
次に排便袋を便器にかぶせます。
STEP2:用を足し、凝固剤をふりかける
今回はお水で。
凝固剤をふりかけます。
注意)商品によって扱いが異なります。説明書に従って使用してください。
用を足す前に入れるタイプ、今回のように後入れのタイプがあります)
吸収力が高く、固まるのが早いです。
STEP3:袋の取り出し処分
袋の口を二重にしめます。
自治体の条例に従って袋ごと可燃ごみとして処分してください。
便座カバーは断水中はそのままつけておきましょう。
防災士からのオススメ
災害の状況によっては既存のトイレが破損して使用できないことも考えられます。そんな時に普段から使えて簡易トイレに早変わりするアイテムを紹介します。
いつも使いもできて、もしもにも役に立つ便利グッズです。携帯トイレと一緒に持っていると安心です。
パタット350プラス
組み立てサイズ 480✕335✕417mm
折りたたみサイズ 497✕40✕470mm
耐荷重100kgの折りたたみイスです。見た目もカラフルで安定した座り心地です。
真ん中部分が取り外せます。
ここに携帯トイレをセットすると、
簡易トイレの完成です。
携帯トイレに付属していたポンチョが役に立ちます。
折りたたむとコンパクトなので部屋の収納にも場所を取りません。
(たたむと、4cmの薄さになります)
持ち運びも便利なので、アウトドアにもピッタリ。車にも積みやすいです。
イスとしてはもちろん、ゴミ袋をかぶせればゴミ箱にもなります。
泥で汚れても丸洗いができて衛生的です。
いかがでしたでしょうか!?
くらスパ運営会社ビージーサービスでの今回紹介した商品を取り扱っておりますのでお気軽にご相談ください。
下記サイトの防災ページより電話/メールでの問い合わせが可能です。
ガス機器みつけるくん 防災ページ
https://www.gas-mitsukeru.jp/prepare/index.html
皆様の防災力向上の参考になれば幸いです。