小学生・中学生のいるご家庭でスマホをいつから持たせよう。
なんて夫婦で悩んだことはありませんか!?
筆者が初めて携帯電話を持ったのは高校生になったとき。
当時、iモードが出始めたときで、着信音は本を買って手入力。そんな時代でした。
近年、子どもがスマホを持つ年齢が下がっていますが、適切な年齢やタイミングは一概に定めることが難しく、家庭や個々の子どもの成長段階によって異なると思います。
そこで、今回はくらスパ運営会社「ビージーサービス」のパパ・ママはどうしているのか!?
スマホの重要性や注意すべき点をまとめながら紹介します。
子どもがスマホを持つ必要性
子どもにスマホを持たせる話題ではリスクに目が向きがちです。
しかし、外出時の連絡手段としては当然便利ですし、YouTubeには学習系の動画がたくさんあるので勉強の効率も上がるかもしれません。
さらに、子ども同士のコミュニケーションもLINEなどのSNSが主流。趣味活動や生活の効率も向上するでしょう。
・小中学生のスマホ保有率のデータ
NTTドコモ モバイル社会研究所のデータによると、小学6年生で約半数、中学2年生で8割を超える所有率となっています。
小学生はキッズ携帯の保有も目立ちますが、中学生になるとスマホがメインですね。中学入学時に持たせることが多いのでしょう。
出典:NTTドコモ モバイル社会研究所より
https://www.moba-ken.jp/project/children/kodomo20230216.html
・くらスパ運営会社の社内調査結果
実際にくらスパ運営会社内でアンケートを実施してみました!
アンケート実施人数(ビージーサービス社員26人に実施)
持たせた理由をいくつか紹介します。( )内は持たせた時期。
・塾に通い始めることと、共働きで子どもが一人で家にいる時間が多いため。(中学入学時)
・夏休みなど長期休みの際に友だちと遊ぶ約束ができるように。(小学校6年生)
モバイル社会研究所のデータ同様、中学入学時に渡したという回答が多かったです。
そして、理由として「子ども同士の連絡手段のため」という意見が多く感じました。
スマホの利用によるリスク
しかしながら、やはりスマートフォンの利用にはリスクも伴います。
有害なコンテンツからの脅威や、過剰なスクリーン時間による健康への影響などが懸念されます。
また、SNSを介した誹謗中傷も問題となっています。
親や保護者は、適切な指導や監視を行うことで、リスクを最小限に抑える必要があります。
くらスパ運営会社の各ご家庭の対策
・ネットに接続する時間に制限を掛けている(夜〇時から朝の〇時までは接続できない)
・21時になったら親が回収。自分の部屋には持ち込みはできない。などなど。
しっかりとルールや制限を設定して、使用している家庭が多かったです。
余談にはなりますが、使用できるギガ数を制限しているご家庭では「テストを頑張るからギガ数を挙げて欲しい」や、誕生日プレゼントにアップルカードをお願いする子もいるそうです。
なにやらゲームの課金に使用するようです。笑
さいごに
子どもにスマホを持たせる時期については、子どもの成熟度や必要性、リスク管理、家庭環境などを総合的に考慮して判断が必要です。
そのためにもスマートフォンの持ち主である子どもと親のコミュニケーションが不可欠です。
スマートフォンの利用に関するルールや制限、リスクに対する知識もしっかりと深めることでスマホはとても有効なモノになるのではないでしょうか。
適切な指導や監視を通じて、子どもが安全にスマートフォンを使える環境を整えてあげましょう。